腰椎分離すべり症
腰椎分離すべり症について
症状
慢性的に腰痛や腰のこわばり感があり、下肢の痛みやしびれ(坐骨神経痛)が起こることもあります。
特に、すべり症では腰痛や坐骨神経痛がひんぱんに起こります。
原因
スポーツなどによって繰り返される腰椎(腰の背骨)への伸展(後ろに反る)と回旋ストレスと考えられています。ストレスが増大する因子としては、下半身の体の硬さや体幹の筋力の弱さなどの身体機能と腰を過度に反ってしまうような不良なスポーツ動作が挙げられます。
治療
治療は保存療法が第一選択です。
腰椎分離症は、大きく初期・進行期・終末期の3つの病期に分類されています。保存期間が終われば徐々に身体機能(体の硬さや筋力の低下)、不良なスポーツ動作の改善を行っていきます。
予防
継続的なストレッチや体の使い方の注意を行います。特に股関節の使い方や柔軟体操は予防として必須となってきます。